10人に1人は転職してる?今や転職が当たり前の時代に
以前までの日本では、新卒で入社した企業で定年退職するまで働く「終身雇用」の考えが一般的でした。
しかし現代では、職種の選択肢が増えたことや、人口数が減少したこと等も影響し、「転職が当たり前」という考えが浸透しており、日本の終身雇用文化が崩壊しつつあります。
実際、厚生労働省の行った「2022年における年齢階級別転職入職率の調査」では、20代や30代では約10人に1人の割合で転職していることが分かります。
また同調査では、20~30代では前職の賃金に比べ「増加」した割合が「減少」した割合を上回っています。
上記の結果から、20代から30代といった若年層においては、転職することで年収アップやキャリアアップがしやすくなっており、積極的に転職する人が多いとうかがえます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)