住宅市場に占める年齢や年収等の相場
ここでは、国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」を参考に、年齢や年収別に割合を見ていきます。
新築住宅取得世帯の約4世帯に1世帯は40代
2021年度に新築の注文住宅を建てた世帯主のうち、30代は38.6%で40代は22.3%でした。
また、建売住宅では30代が47.0%で40代が27.7%でした。
いずれも30代が最多ですが、40代は次に多く、新築住宅取得において約4世帯に1世帯は40代という結果でした。
【世帯年収】「600万〜800万未満」が最多
続いては世帯年収を見ていきます。令和3年度では、世帯年収「600万〜800万未満」が注文住宅取得世帯で25.3%と最多でした。
世帯年収「600万〜800万未満」は建売住宅取得世帯でも28.4%と最多。住宅購入者層のボリュームゾーンになっています。
【居住人数】建売住宅取得世帯は4人が最多
居住人数は、建売住宅取得世帯では「4人」が最多で37.5%、注文住宅取得世帯は「3人」が最多で29.5%、4人が27.3%でした。
以上から、「世帯主が40代」「子ども2人の4人家族」「世帯年収600万円」というのは、新築住宅購入者に当てはまりやすい条件ということがわかります。