50歳代「貯蓄2000万円」以上の割合はどれくらいか
2019年に「老後2000万円問題」が話題になり、2000万円を老後資金の目標とされる方も多いでしょう。
では、50歳代で貯蓄2000万円を達成してる方はどれくらいいるのでしょうか。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果」より確認します。
50歳代の貯蓄(金融資産非保有世帯を含む)
50歳代の貯蓄の平均は1000万円を超えますが、中央値は350万円まで下がります。
分布をみると金融資産非保有が24.4%となっており、4世帯に1世帯は貯蓄ゼロとなっています。
一方で、2000万円以上保有している世帯は18%でした。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。