新しいセカンドライフと就業のスタイル
現在の高齢者の就業状況やアンケートの回答を見る限りでは、定年まで勤め上げたあとは再雇用として会社に残り、65歳以降は自分の都合で少し働きつつ年金を貰う人と、お金が必要なためパートやアルバイトで働き続けている人の2つに分かれているように見受けられました。
現在の高齢者層は全体的に、旧来の社会制度に守られている印象を受けます。
今後、今の現役世代が老後を迎えるころは、老後生活のベースとなっている年金制度が衰退することがほぼ確定しているため、働くことが前提のセカンドライフとなることが予想されます。
産業構造の変容とともに、長い健康寿命をどう生きるのか?という点もポイントとなるでしょう。
現在人が担当している仕事は、自動化されることが予想されるため、オペレーション能力など、あたらしい仕事にも柔軟に対応していく必要があります。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。