再び新規加入者数は増加傾向に? 2017年6月のiDeCo加入状況と掛け金の平均額

2017年8月1日、「iDeCo公式サイト」で2017年6月のiDeCo加入者数や、加入者の種別ごとの掛け金額などが公表されました。

2017年6月の新規加入者数は約3.4万人。加入者の総数は約55万人に!

iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況(平成29年6月時点)」によると、2017年6月の新規加入者数は、34,515人。大きく数を減らした2017年5月に比べると5,000人ほど増えています。

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なお、2017年6月の加入者総数は549,943人でした。夏のボーナスや夏休みなど、将来に向けた資産形成を検討するきっかけとなるイベントやまとまった時間が取りやすい時期を経て、今後もさらに増加傾向が続いていくのか注目したいところです。

掛け金の拠出状況は?

では、すでにiDeCoをはじめている人は月々いくらずつ積み立てているのでしょうか。

公開されたデータによると、第1号加入者(自営業者など)の掛け金の平均は26,905円、第2号加入者(会社員など)は14,680円となっています。

最大で月々68,000円まで積み立てられる自営業者ですが、加入者のほぼ半数近くは5,000~14,000円の範囲で積み立てているようです。一方、65,000~68,000円に設定している人も約2割いることから「無理のない範囲でコツコツ」という人と「老後のためにしっかり」という人に二極化する傾向があるといえます。

一方、会社員などの第2号加入者のうち、企業年金のない企業に勤める人(拠出限度額23,000円)の場合、掛け金の平均は16,048円であるものの、半数以上が限度額いっぱいに近い20,000~23,000円を毎月積み立てていることがわかります。

さらに、公務員などの共済組合員(拠出限度額12,000円)に関しては、加入者の9割以上が掛け金額を10,000円以上としており、掛け金の平均も11,309円と拠出限度額に近い状況になっています。

まとめ:iDeCoの掛け金は自分のライフスタイルにあわせて決めよう

iDeCoは老後の資産形成を応援するための制度で、メリットは次の3点です。

1.iDeCoの掛け金は全額所得控除の対象=所得税・住民税の節税になる
2.運用益が非課税になる
3.受け取るときにも税優遇が受けられる

また、iDeCoの掛け金は月5,000円からで、それぞれの拠出限度額までの範囲内であれば、加入者が自分自身で決めることができます(1,000円単位で設定)。

とはいうものの、iDeCoでは掛け金の前納、追納が認められていませんし、掛け金の変更も年1回しかできません。そのため、60歳まで引き出せないことやライフステージの変化も考えれば、毎月確実に積み立てていけるよう、無理のない金額に設定することが重要です。

節税効果は魅力的ですが、この間のさまざまなライフイベントで必要なお金まで拠出してしまっては、いざという時に困ります。あくまでも「老後のためのお金」と割り切って、無理のない範囲で積み立てましょう。定期的に積立額を見直していくことも念頭に置いて、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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投信1編集部

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投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。