成長に伴い小さくなってしまった土管に、無理に入ろうとする「クラウンローチ」という熱帯魚の写真が、ツイッター上で大きな話題となっています。

投稿したのは、ツイッターユーザーの@bumpyurushiさん。

当ツイートは、2023年5月20日時点で1.1万件を超えるいいねを集めており、「ちょーかわいい」「本人(本魚?)は隠れてるつもり?」「クラウンローチこんなに大きくなるのか」などといった反応が多数寄せられています。

※ツイート写真は【写真3枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

土管に無理に入ろうとする熱帯魚

「さすがに20年以上生きてると土管が小さくなってきたな…」というコメントとともに投稿されたのは、水槽の中の熱帯魚を撮った1枚の写真でした。

写っているのは、オレンジ色の土管に頭だけを突っ込んだ熱帯魚の姿。その表情は…どこか満足そうに見える…。

「頭隠して尻隠さず」の文字通りの状況が、笑いを誘うと同時に、癒しも提供してくれます。長年使っている土管だけに、相当な愛着があるのでしょうか。

「クラウンローチ」は遊び心のある魚

今回話題となった熱帯魚は「クラウンローチ」という魚で、東南アジアに生息するドジョウの仲間です。クラウンは「王冠(crown)」ではなく「道化師(clown)」から来ており、ローチは「ドジョウ」という意味です。

派手な色と柄からその名がついたそうですが、理由はそれだけではなく、愛嬌のある仕草で飼い主を楽しませるところも、「道化師」と呼ばれる所以だそう。

横向きや逆さまになって泳いだり、時には死んだふりをすることもあるのだとか。投稿された別ショットでは、横向きになって土管に体を捩じ込もうとするクラウンローチの姿を見ることができます。

出所:@bumpyurushi

「クラウンローチ」の日常の光景を収めた

成長したことで、土管に入ることが難しくなってしまったクラウンローチ。

写真を投稿した@bumpyurushiさんにサイズを聞いてみると、「現時点で15cmくらいになります」と答えてくれました。水族館等では、40センチほどまで成長した個体を見ることもできるのだとか。

続いて、写真を撮影した経緯について伺うと、はじめは「土管の横穴から顔を突っ込んでバタバタとしていた」クラウンローチの様子を撮ろうとしていたことを教えてくれました。

@bumpyurushiさんによると、「横穴に顔を突っ込んでバタバタ」は今まで見たことのない姿だったそうですが、今回話題となった「顔だけを無理やり突っ込む」姿は、見慣れたものなのだそう。

土管には無理をすれば入れる「クラウンローチ」

いかがだったでしょうか。今回はツイッターで話題の「クラウンローチ」について紹介しました。

ちなみに、@bumpyurushiさんによると、クラウンローチは土管に入れないわけではないそうです。

後日投稿されていた写真では、背びれを折りたたんで土管に入ることに成功した、クラウンローチの姿を確認することができます。本当に仕草が愛嬌たっぷり…。

出所:@bumpyurushi

参考資料

小野田 裕太