会社を辞めてフリーランスになって何が変わった?【時間の使い方編】

労働時間は増えたのか減ったのか

多様な働き方をする人が増えています。フリーランスもその一つですが、会社勤めの働き方と比べると、さまざまな点で違いがあるようです。中でも、時間の使い方はその最たるものではないでしょうか。フリーランスの人の声をまとめてみました。

VOICE 1 「時間は自由に」vs「土日も仕事に」

フリーランスになって、時間の使い方に融通が利くようになったと話す人が多いようです。

たとえば、「納期を守りさえすれば、いつ仕事をしてもいい」「平日にゴルフに行くこともできる。料金も安い」というメリットです。「アポイントの合間に映画を見に行く」という人もいます。

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一方で、「会社勤めなら、就業時間が決まっているが、フリーランスはいつまでも仕事。残業代が出るわけではない」という声も。

土日に仕事をしている人も少なくないようです。ただし、「平日はクライアントと打ち合わせし、土日に作業。むしろ、土日はかき入れ時」と話す人もいます。

VOICE 2 「時間にシビアになった」vs「時間にルーズになった」

「会社勤めなら、会議で一言も話さなくても給料がもらえたけど、今は、何らかのアウトプットを出さないと、売り上げにならない」と言う人もいます。もちろん、会社員の仕事は会議以外にもたくさんありますが、アウトプットの可視化が難しいのも事実でしょう。

フリーランスになって「今日、いくら稼いだか、など、時間あたりのコストを意識するようになった」という声も多いようです。その一方で「とりあえず受けて、作業時間などは後から考える」という人もいます。

さらに「就業時間が決まっていないので、先延ばしするくせが身についてしまった」という人も。こうなると、性格の問題になってしまいそうです。

VOICE 3 「出張が楽しくなった」vs「出張が楽しくなくなった」

時間効率という点で意見が分かれたのが出張です。

「何時までに帰らないといけないということがないので、地方出張のときは、足を伸ばして付近の観光地を回るのが楽しみ」と話す人もいれば、「会社員時代は前泊して温泉に入り、現地のおいしいものを食べるのが役得という感じだった。今はその費用は自前になるので、日本全国どこでも日帰りになった」という人もいます。

さらに「移動中に飛行機や新幹線の中で仕事をしようとしても快適ではない。機密保持のために人前で開けない文書もある。フリーになってからは、出張がある仕事はむしろ敬遠するようになった」という声もあります。

VOICE 4 「仕事を断るようになった」vs「仕事を断らなくなった」

会社勤めの場合、上司から指示された仕事を拒否することはなかなか難しいですが、フリーランスはそれができるのも特権。「どっちの仕事のほうが稼げるか、計算しないとフリーランスはやってられない」という人もいます。「1件○万円以上の仕事でないと受けない」という人も。

一方で、「依頼された仕事は、たとえ安くてもなんとか応えるようにしている」という人もいます。「一度断ったら次がないと思って、何でも受けている」という声もありました。

VOICE 5 「労働時間が減った」vs「労働時間が増えた」

けっきょく、フリーランスになって、労働時間は減ったのでしょうか、増えたのでしょうか。「やっている仕事は会社勤めのころとほとんど変わらない。収入もほとんど同じ。ただし、通勤時間や会議の時間がなくなったので、労働時間は3分の2ぐらいになった」という人がいます。

それに対して「手を動かしていないときでも、仕事のことを常に考えている。オンとオフの区別がなくなった」と答える人もいました。

まとめ

それぞれのポイントで、相反する意見が出ましたが、それでも「フリーランスのほうが働きやすい」「会社員には戻りたくない」という声も多いようです。

「やればやっただけ収入に跳ね返る」という声も多いようです。労働時間の長短だけでなく、やりがいを感じられるかどうかが大切なようです。

投信1編集部

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