2. 65歳以上のリタイア世帯「厚生年金」平均年金月額はいくらか
2.1 厚生年金を受け取る場合の平均月額は14万3965円
厚生年金の受給額の平均月額は14万3965円となっています(国民年金の受給額を含む)。しかしながら、厚生年金の金額は現職中の年収と保険料を収めた期間で決まるため、受給金額はグラフから見てとれるように個人の差が大きく生まれます。
こちらも年齢別に詳しく見てみましょう。
2.2 【厚生年金】60歳台の平均年金月額
2.3 【厚生年金】70歳台の平均年金月額
2.4 【厚生年金】80歳台の平均年金月額
2.5 【厚生年金】90歳以上の平均年金月額
就業形態などによって加入する年金種類は異なります。したがって受け取る年金にも個人差が出てきます。一般的には厚生年金に加入している方の年金額は、国民年金のみを受け取る場合よりも手厚くなります。
年金収入を考えるときは、世帯でいくら受け取ることができるのかと考えておいたほうがいいかもしれません。
しかしながら、世帯で合算して見積もった場合でも老後の収入として心もとないと考える方も多いのではないでしょうか。
では、老後の生活費はどれくらいなのかを見ていきましょう。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/元証券マン/AFP/一種外務員(証券外務員一種)
立命館大学卒業後、みずほ証券に入社。主にリテール営業に従事。富裕層顧客から未上場法人に対して株式や投資信託の販売、事業承継など、資産運用コンサルティング業務に携わる。その後、広告業界にて法人顧客に対しての新規開拓・コンサルティング業務に従事。現在は長年のコンサルティング業務で培った経験を基に、個人向け資産運用、保険の見直しのコンサルティング業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員(証券外務員一種)の資格を保有。大阪府出身。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。