増税、物価の高騰など、消費者にとっては暗いニュースが続いています。だからこそ、食費は節約しなくてはならないと考える人も多いでしょう。ですが、切り詰めれば切り詰めるほど、たまの贅沢が恋しくなるもの…。

今回は、その中でも高級化が進んでいる「のり弁」についてご紹介します。都内では、1000円以上するのり弁が、多く売られるようになってきました。

ただ値段が高いだけでなく、素材へのこだわりも、そのおいしさも納得のいくものに仕上がっています。

ちなみに、総務省統計局「家計調査」時系列データ(単身世帯)によると、2022年の食費の平均は51万9311円なので、1日の食費は1422円です。

「坊々樹 五つ星のり弁」のラインナップ

出所:筆者撮影

「坊々樹」は、錦糸町にある老舗の割烹料理店。そして「五つ星のり弁」はというと、そんな坊々樹が手がける珠玉ののり弁のこと。

五つ星のり弁にはテイクアウトメニューと、店内でいただけるわっぱ弁当が取り扱われています。

出所:筆者撮影

テイクアウトメニューは全6種類。

  • のり弁 鮭ハラス&塩麹焼き
  • のり弁 鮭ハラス焼き
  • のり弁 鶏もも肉の塩麴焼き
  • のり弁 アジフライ
  • のり弁 カレイ西京焼き
  • のり弁 銀ダラ西京焼き

どのお弁当も当日の店頭販売や、モバイルオーダー&事前決済が可能になっています。

出所:筆者撮影

数あるメニューの中から、「のり弁 銀ダラ西京焼き(1480円)」を選びました。米にこだわるお弁当なだけあって、包み紙の「浜通り産コシヒカリ」の文字が光ります。

出所:筆者撮影

蓋をあけると、見た目にも華やかなおかずがぎっしり。亀戸の老舗、佐野みそ本店ご主人と吟味した西京味噌に漬けた銀ダラは存在感があります。

おかずの下にはつやつやとした瀬戸内産のりが覗いていますね。手作業で毎日穴をあけ、味の染みやすさと箸での切れやすさを出しているのりだそう。