お金を稼ぐことは汚いことなのか?

「お金」と「幸せ」について考える

世間一般では、お金の話をすることは、いやしいことだとか、恥ずかしいことだとか、思われているフシがあるのはなぜでしょうか? それは、いまの日本では、子供のころから「お金」に関する勉強をするチャンスがないからだと思います。

大人になってお金に困る人が多いのは、家庭はもとより「学校」でもお金のことを教えてくれないからではないでしょうか? そして、「お金」と「幸せ」について教えてくれるところもありません。

だから、僕の家では日頃から「お金」と「幸せ」について話すことにしています(聞いてくれてるかどうかは別にして…笑)。それが子供たちの将来にきっと良い影響を与えると信じているからです。

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今日は、子供たちに「お金を稼ぐこと」は誰かが損をしているんじゃないの?と聞かれた時の話をしますね。

お金について子供に話すべき最初の話

君は、お金持ちを見ると、どんな印象を持つかな?

豪邸に住んでいるお金持ち。スーパーカーを乗り回すお金持ち。ブランドに身を包んだお金持ち。クレジットカードの色はブラックで、飛行機はいつもファーストクラス、なんてね。(笑)

「あの人たち、お金で何でも買えるって思っているんじゃない」とか、「お金を稼ぐってなんだか汚いイメージだよね」とか思っちゃうのかな?

でもね、お金にキレイも汚いもないんだ。お金に色はついていないからね。

お金はお金。お金に価値があるんじゃなくて、お金に価値があると僕たちが信じているから、お金で色んなものが買えるんだよ。

つまりお金は単なる交換のツールになっているだけなんだ。

だから、お金はたくさんあるに越したことはない。だって、お金が多ければそれだけ、いろんなモノと交換できるし、いろんな所に旅行もいけるしね。

そこから得られる体験は本当に楽しいし、人生を彩り豊かなものにしてくれる。

もしかしたらお金持ちは、お金を使って実際に体験したことから、また新たなヒントを得て、社会にないものを作り出したり、良いサービスを提供しているから、ますますお金持ちになっているのかもしれない。

そうであれば、すごくいい循環だよね。

商品やサービスが値札以上の価値があればお金儲けはどんどんすべき

僕も社会人になった時は、お金を儲けることに対してちょっとした「罪悪感」を感じたものだよ。だって、誰かが僕にお金を払うということは、相手のお財布からお金がなくなるってことだからね。

でも、君が提供する商品やサービスが値札以上の価値であれば、世の中全体のお金(価値)はむしろ増えていくんだ。だから、お金儲けは、世の中にとってはむしろとってもいいことなんだよ。

たとえば、この地球上に君と、君の友達のリク君の2人しかいなかったとしよう。君は大工さんで、リク君は1000万円を持っている。つまり、この地球にある価値はリク君の持っている1000万円だけだ。

で、君はリク君から1000万円の家を建ててほしいと相談されたとしよう。

君は、当然、唯一無二の親友リク君のために腕をふるって、1000万円の価値のある家を建ててあげるよね。完成したら、君は、リク君から1000万円をもらって、1000万円の価値のある家を引き渡す。

すると、この社会全体の価値は、リク君が持っている1000万円の家と、君が持っている1000万円の現金で、合計2000万円になるよね。

ほら! 最初は1000万円の現金しかなかったのに、この社会には2000万円分の価値が生まれちゃう。すごくない!

お金があちこち移動するたびに増える理由

次に、君は大工作業用のトラックがほしいとしよう。そしてその値段は1000万円。リク君はエンジニアで、君のために1000万円のトラックを作ってくれて、そしてリク君は再び1000万円を手にする。

さて、社会全体の価値はどうなる?リク君の家1000万円と1000万円の現金。そして、君のトラック1000万円で、合計3000万円になっちゃった!

すごいよね、お金と価値があっちこっち移動するたびに、世の中に富(お金)が増えて、どんどん僕たちの社会は便利で良くなっていくんだ。

だから、お金儲けは絶対に躊躇しちゃいけない。お金を稼ぐってことは、世の中を良くしているってことだからね。とってもいいことなんだよ。

そして、お金は稼ぐだけじゃなくて「使う」ってことも世の中を良くするために重要だってわかるよね。お金持ちは、たくさんお金を稼いで、たくさんお金を使うから、ますますお金持ちになっていく、ということなんだ。

でも、お金を稼ぐ時に絶対にやってはいけないことがある。実際に受け取るお金に満たない価値しか提供しないということ。

逆をいうと、君はいつでも受け取るお金以上の価値、つまり値札以上の価値を提供しなければならない、ということだね。

もし、この掟を破ると、相手の財布から君はお金を奪ってしまうことになるから、相手は良くならないし、社会も絶対に良くならない。

世の中の価値は消えていく一方だから、絶対にそのビジネスは長続きしないんだ。

ネズミ講とかマルチ商法がそうだね。こういうのはビジネスとはいわないから絶対に手を出してはいけない。

まぁ、とにかくお金を稼ぐのはとってもいいことなんだ。だからお金儲けはどんどんしなくっちゃね!

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いかがでしょうか?

もし、この話が参考になったなら、あなたの家庭でもぜひお金について話してみてくださいね。

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浦田 健

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浦田 健
  • 浦田 健
  • 株式会社FPコミュニケーションズ代表取締役
  • 一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)代表理事

明治大学商学部卒。
2002年個人向け不動産コンサルティング会社を創業。 近年、国内はもとより海外の不動産コンサルティングを手がける。
2008年「すべての人に不動産の知識を!」を使命としJ-RECを創設、 同時に「不動産実務検定」を開始。全国35カ所以上に教室を開設し、いつでも、だれでも、どこでも 不動産実務知識が学べる環境をつくる。
主な著書に「金持ち大家さん」シリーズ他不動産関連書籍多数、発行部数は業界最多となる累計30万部を超える。