2024年から新NISAが始まります。年間で投資できる金額が360万円に増額となり、非課税期間も無期限で運用が可能です。
魅力的な新NISAにばかり注目が集まりがちですが、現在つみたてNISAで運用している商品はどうするべきなのでしょうか。
本記事では、現在つみたてNISAで投資をしている人に向けて、新NISA開始に伴いつみたてNISAの終わり方を解説します。
現行のつみたてNISAの非課税期間は20年間
まずは、つみたてNISAの非課税期間を確認しましょう。つみたてNISAの非課税期間は、投資をした年から20年間です。
そのため、2022年に投資をした商品は2041年末、2023年に投資をした商品は2042年末に非課税期間の終わりを迎えます。では、つみたてNISAの終わり方としてはどのような選択肢があるでしょうか。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。