2. 【住宅ローン】固定金利を推す理由:その1「いまは低金利」

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筆者は、住宅ローンは全期間固定金利型(以下「固定金利」とします)で借りるべきだと考えています。

変動金利で借りた場合には、金利が上がらなければ金利差分だけ得をしますが、金利が上がれば酷い目に遭うリスクがあります。

筆者としては、「得すること」よりも「ひどい目に遭わないこと」を重視しているので、変動金利は避けたい、と考えているわけです。

現在は低金利ですから、固定金利で借りた場合には「ひどい目に遭うこと」が避けられます。

もしも現在が高金利時代であれば、固定金利で借りてずっと高い金利を払い続けることになりますが、そうではないのです。

3. 【住宅ローン】固定金利を推す理由:その2「インフレリスクへの対応」

最近、ウクライナ戦争の影響でインフレになっていますが、日銀は一時的なインフレだと理解して金利を低いままにしています。

しかし、将来は日銀が金利を引き上げるような事態はある程度予想することができるでしょう。

3.1 少子高齢化による労働力不足

一つは、少子高齢化による労働力不足で賃金が上がり、それが売値に転化されてインフレになる可能性です。

現在すでに労働力不足になっていますが、少子化によって新しく働き始める人が減っていくわけですから、相当な労働力不足の時代が来ると考えておいた方が良いでしょう。

3.2 南海トラフ大地震が起こったら…

もう一つは、南海トラフ大地震で東京、大阪、名古屋が壊滅的な打撃をこうむる場合です。

巨額の復興資材が輸入されることになり、輸入代金のドル買いが殺到し、ドルが大幅に値上がりするでしょう。そうなれば、すべての輸入品の価格が急騰することに繋がるわけです。

少子高齢化は確実に進行するでしょうから、労働力不足による賃金上昇の可能性は高いと思われます。南海トラフ大地震の可能性もそれほど低くないと言われていますから、「備えあれば憂いなし」ですね。