10月は社内で異動がある会社も多いでしょう。同年代がどれくらい出世しているのか、気になる人もいるのではないでしょうか。

特に、40歳代・50歳代は課長や部長になる人も多いです。

そこで本記事では、年代別の課長と部長の割合を解説します。

中間管理職の平均年収も紹介するので、参考にしてみてください。

【年代別】課長の割合は何パーセントか

まずは、課長の割合を確認しましょう。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2022」によると、年代別にみた課長の割合は以下のとおりです。

年代別にみた課長の割合

年齢          高校卒    大学卒   大学院卒

  • 25~29歳  0.4%    0.7%   0.1%
  • 30~34歳  0.9%    2.5%   1.3%
  • 35~39歳  3.0%    7.5%   5.5%
  • 40~44歳  5.2%  16.5%    17.6%
  • 45~49歳  7.4%  21.2%  22.7%
  • 50~54歳  8.6%  21.6%    24.0%
  • 55~59歳  8.5%  17.3%  14.2%
  • 60~64歳    4.3%.     9.7%      4.1%
  • 65歳以上     2.4%      6.7%.     1.9%

50~54歳が、課長の割合がもっとも高くなっています。大学院卒では、約4人に1人が課長です。

ただし、同じ50~54歳でも最終調整が高校卒の人における課長の割合は8.6%と低くなっています。

このことから、学歴が出世に多少なりとも関係していることがわかります。