自分の年収が周囲と比較して「高いのか」「低いのか」気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、2023年9月27日に公表された国税庁の調査データをもとに、「男女」それぞれの平均年収を紹介していきます。
さらに「年代別」に細分化して紹介もしているので、ご自身の年収が平均年収と比較してどの位置にいるのか、各分野ごとに確認してみてください。
【男女別】日本で最も多い年収帯はどのくらい?
国税庁が2023年9月27日に公表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本で最も多い年収帯は男性、女性それぞれで下記の結果となりました。
- 男性:400万円超500万円以下
- 女性:100万円超200万円以下
過去5年の統計をみても、男女ともに最も割合の多い年収帯は変わっていないことから、日本の給与事情においてあまり変化が見られないことがうかがえます。
では、日本で最も多い割合の年収帯は、全体の年収のどのくらいの割合を占めているのでしょうか。
次章で詳しく紹介していきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)