上記のケースにも通じますが、実力を評価し採用してくれたはずの人と何らかのきっかけで折り合いが悪くなり、孤立してしまうこともあるようです。

後継者指名されて転職したはずが当事者自身の考えが変わって立場がなくなってしまったという人や、良かれと思って意見した内容がきっかけでどんどんと折り合いが悪くなっていったという人もいます。

こうしたケースでは、仕事ができ、人当たりもよく順応性が高いはずの人でも、プロジェクト推進や課題解決が難航することになりがちです。

本来であれば安心感があるはずの紹介による転職ですが、こうしたハプニングもあることから「人伝いの転職はおすすめしない」という転職コンサルタントもいます。

転職直後に会社が買収された/いきなりの出向

転職する本人の意向とは全く関係ないところで起こる可能性があるのが、会社の買収などによる事業内容の変化などです。

「外資系企業に転職してわずか2週間後に別の外資系企業に転職した会社が買収された」といった声が聞かれました。人によってはこうした会社そのものの変化によって予定されていたポジションではない仕事につかざるを得ず、困惑するケースもあるようです。

また「転職してきた人が数カ月で別会社に出向することに。『これじゃまた転職するのと同じだ』とつぶやいていたのが忘れられない」というエピソードもありました。

まとめ

いかがでしたか? 転職経験者なら少なからず心当たりがあるという人もいるでしょう。不測の事態を想定し、その時にどう対処するかを日頃から考えておくことは、転職に限らず必要なことなのかもしれません。

LIMO編集部