50歳代で「貯蓄2000万円以上」の世帯は18%

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果」

同調査によると、50歳代の世帯の金融資産保有額の金額別の分布は以下の通りです。

50歳代の貯蓄分布

  • 金融資産非保有:24.4%
  • 100万円未満:9.3%
  • 100~200万円未満:5.8%
  • 200~300万円未満:4.2%
  • 300~400万円未満:5.1%
  • 400~500万円未満:3.2%
  • 500~700万円未満:5.0%
  • 700~1000万円未満:5.7%
  • 1000~1500万円未満:8.8%
  • 1500~2000万円未満:6.0%
  • 2000~3000万円未満:7.2%
  • 3000万円以上:10.8%
  • 無回答:4.6%

4年ほど前に話題となった「老後2000万円」を目安としてみてみましょう。

50歳代で「貯蓄2000万円」以上を達成する世帯は全体の18.0%。一方で貯蓄ゼロ(金融資産非保有)世帯は24.4%、とそれぞれ約2割を占める結果に。

50歳代は収入のピークを迎える一方で、お子さまがいる世帯では食費や教育費、住宅ローンなど出費もピークとなる年代だと考えられます。

貯蓄にまで手が回らないという世帯は少なくないでしょう。