3. 【新NISA】自分に合った投資商品と投資方法、投資期間を考えよう

投資と一口に言っても、リスクとリターンは金融商品によって大きく異なり、一般的には株式が最もハイリスク・ハイリターンで、次に投資信託、債券の順になります。

出所:金融庁「4 「貯める・増やす」 ~ 資産形成」

金融商品を分散して投資することである程度リスクを下げることもできるので、新NISAを利用したいものの価格変動に対する不安が強い場合には、さまざまな投資対象や地域、金融商品に投資している投資信託からはじめるといいでしょう。

投資信託は成長投資枠でも、つみたて投資枠でも運用できます。

中でもつみたて投資枠は毎月一定額を運用する積立投資で、金融庁が選んだ投資信託やETFから運用する商品を決めます。

また、積立投資は一般的に10年、20年、30年などと長期間運用する方法です。

出所:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

価格が高いときに少なく、価格が安いときに多く購入することで、平均的な購入単価を安くするのが積立投資ですから、価格が下がったときでも慌てて売る必要はありません。

1日1日の価格変動が気になる場合には、投資信託で積立投資をするのも一つです。

4. 投資に慣れたら株式や一括投資なども検討する

まずは積立投資をはじめることで、自身でも経済に関する情報を見る機会が増え、だんだんと他の金融商品や投資方法もはじめやすくなるでしょう。

資産運用はご自身の今と未来のためにやることですが、リスクへの心配が強い金額や金融商品、投資方法ではあまりよくありません。

まずはリスクの低い金融商品や投資方法からはじめて、無理のない運用を行いましょう。

参考資料