年始必見!「70歳代・単身世帯の貯蓄」は二極化。厚生年金と国民年金の月平均とは【2023年1月ベストセレクション】
【令和3年度】最新の厚生年金・国民年金の「ひと月の受給額」はいくらか
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LIMOが2023年1月にお届けしたマネー関連記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年1月8日)
老後資金について、不安に思う単身世帯の方は多いでしょう。
特にリタイアして年金生活となった後や、病気や介護など万が一のときに頼りになるのは「貯蓄」ですよね。
現状、一般的な年金受給開始年齢は65歳からとなっており、また今の60歳代の方は約半数が仕事を続けています。
本格的な年金生活になるのは70歳代からという方もいますが、70歳代ではどれくらいの貯蓄を保有しているのでしょうか。70歳代・単身世帯の貯蓄と年金事情を見ていきます。
増える「高齢者単身世帯」その推移とは
まずは厚生労働省「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」より、65歳以上の者のいる世帯の世帯構造の年次推移について、1986~2021年まで見ていきましょう。
1986年には「三世代世帯」が44.8%と半数を占めており、次に「夫婦のみ世帯」18.2%、「単独世帯」13.1%でした。
しかし2021年には「夫婦のみ世帯」(32.0%)と「単独世帯」(28.1%)が多くなっていることが分かります。
単独世帯も15ポイント増え、おひとりさまが増えているという昨今では、さらに増えることが考えられるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。