【令和5年分公的年金等の源泉徴収票】が送られてきた。何を確認するべき?
【最新版】厚生年金と国民年金の受給額も見る
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2024年1月9日(火)から16日(火)にかけて、順次「令和5年分公的年金等の源泉徴収票」が送付されます。
年金に関する書類は難しく感じることも多いです。手元に届いた場合、何を確認するべきなのでしょうか。
さらに、2023年12月に公表されたばかりの資料から、最新の「厚生年金・国民年金」の平均月額も見ていきます。
1. 「令和5年分公的年金等の源泉徴収票」が送付へ
「令和5年分公的年金等の源泉徴収票」とは、2023中に厚生年金保険、国民年金等の老齢または退職を支給事由とする年金を受け取った方に、2023年分として支払われた年金の金額や、源泉徴収された所得税額等を知らせる書類です。
毎年1月に送付されるもので、今年は2024年1月9日(火)から16日(火)にかけて送付が予定されています。
1.1 源泉徴収票の送付スケジュール
ただし、 郵便事情により、手元に到着するまで8日程度かかる場合があるとしています。
1.2 源泉徴収票の注意点
電子送付希望の登録を行った方には、マイナポータルの「お知らせ」に電子送付されています。
ただし2023年度からは、マイナポータルと「ねんきんネット」の連携手続きをしているすべての方に電子送付がされることとなりました。
なお、「ねんきんネット」で「電子送付を希望しない」を登録している方には電子送付は行いません。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)