【30歳代・ひとり世帯】貯蓄400万円～500万円未満は何パーセントか 平均と中央値はいくらか

2. 【30歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

2.1 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄400万円～500万円未満の割合

• 3.7%

2.2 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄500万円未満の割合

• 59.9%

2.3 【30歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値

• 平均：741万円
• 中央値：270万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄400万円未満は59.9%。

平均は700万円を超え、中央値は250万円を超えました。

3. iDeCoやつみたてNISAを活用しよう

これまで30歳代・ひとり世帯の「貯蓄400万円～500万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。

近年、iDeCoやつみたてNISAなど過去類を見ないほどに資産運用のブームが巻き起っています。

資産運用にはリスクが伴うので安易にネット情報を鵜呑みにして始めるのは危険がありますが、お金を増やすということにおいては有効な手段かと思います。

まずは、自分の状況を整理し自分に合った運用方法などをしっかり調べることが重要です。

これからの時代、老後の面倒は国ではなく自分で見るものになってきます。2024年は新NISAスタートの年。この記事をきっかけに一度、資産運用を見直してみるのもいいのかもしれません。

※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。

3.1 【ご参考】30歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表（金融資産を保有していない世帯を含む）

• 金融資産非保有：32.4％
• 100万円未満：18.5％
• 100～200万円未満：8.6％
• 200～300万円未満：5.6％
• 300～400万円未満：5.2％
• 400～500万円未満：2.5％
• 500～700万円未満：7.1％
• 700～1000万円未満：3.7％
• 1000～1500万円未満：4.6％
• 1500～2000万円未満：3.7％
• 2000～3000万円未満：2.5％
• 3000万円以上：2.8％

参考資料

• 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和4年）」
• 金融庁「新しいNISA」

中沢 新