1. おひとりさま世帯の年収「各世代の平均」はいくらか

総務省が公表する「2019年全国家計構造調査 所得に関する結果 及び 家計資産・負債に関する結果 結果の概要」から、「おひとりさま」の年間収入を、30歳未満~80歳以上まで、それぞれの年代別に見ていきます。

「2019年全国家計構造調査 所得に関する結果 及び 家計資産・負債に関する結果 結果の概要」

30歳未満

  • 男性:356万6000円
  • 女性:314万4000円

30歳代

  • 男性:464万9000円
  • 女性:362万9000円

40歳代

  • 男性:491万7000円
  • 女性:399万4000円

50歳代

  • 男性:488万8000円
  • 女性:380万6000円

60歳代

  • 男性:330万7000円
  • 女性:253万7000円

70歳代

  • 男性:266万6000円
  • 女性:211万円

80歳以上

  • 男性:267万7000円
  • 女性:193万8000円

やはり働き盛りの30~50代の年収が高く、男性では年収400万円台、女性で年収300万円台となっています。

60歳を迎えると年収が下降傾向となり、60代では男性で年収330万7000円、女性で253万7000円です。現役時代と比べて年間で100万円以上が下がりますから、月収換算で8万円ほど減る計算ですね。

現役時代と比べると年収は減少傾向ですが、70代と80代でも200万円前後が平均です。これが「おひとりさまシニア」の年収の一つの目安となりそうですね。