【富裕層】資産1億円を超える世帯の割合は？「資産家たちの共通点2つ」元金融機関社員が語る【2023年04月ベストセレクション】

LIMOが2023年04月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

（初掲載＊2023年04月06日）

「富裕層」と聞くとどのようなイメージを持つでしょう？いわゆる「お金持ち」ですから、お金には困らず羨ましいと感じる方が多いでしょうか。

実際に、野村総合研究所の調査によると純金融資産保有額が1億円以上の世帯を富裕層、5億円以上を超富裕層としており「お金持ち」に間違いはないでしょう。

ただ、私が見てきた富裕層たちは「お金持ち」でしたが「浪費家」ではなく、価値観に一貫性があると感じました。

そこで今回は筆者が出会った資産家たちに共通する共通点を２つと、最新の富裕層の状況などを踏まえてお伝えたいと思います。

1. 富裕層とは？資産1億円超えの世帯は何％か

2023年3月1日に公表の野村総合研究所のニュースリリースでは、資産1億円を超える層を富裕層と分類しています。また、資産1億円超の世帯は148.5万世帯で、全体の約2％が該当しています。

その内訳をみると、資産1億円以上～5億円未満が約2.6％（139万5000世帯）。5億円以上が約0.2％（9万世帯）。まさに「限られた人たち」を指していることが分かります。

富裕層は狭き門といえますが、日本では2005年と比べて62万世帯が富裕層の仲間入りを果たしました。不景気が続いていると言われる日本でも富裕層は確実に増えている理由とは？次で詳しく見ていきます。