子どもが大学生になり、春から一人暮らしを始める世帯も多いかもしれません。

一人暮らしを始める際に注意したいのが「NHK受信料」です。収入が少ない子どもにとって、毎月固定で発生するNHK受信料は重い負担となるでしょう。

ただし、一人暮らしの学生は、一定の要件を満たすとNHK受信料は免除となります。

本記事では、一人暮らしの学生のNHK受信料が免除となる7つの要件を解説します。免除には申請が必要かどうかについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. そもそもNHK受信料を支払う必要はあるのか

NHK受信料の支払免除の要件を確認する前に、前提としてそもそもNHK受信料の支払いは義務なのでしょうか。

放送法第64条の規定によると、NHK放送を受信できるテレビを設置している人は、NHK受信料の支払が必要です。

そのため、NHKの放送を受信できるテレビを設置する場合には受信料を支払う必要があります。

2. 一人暮らしの学生の息子は受信料免除になるか

NHKを受信するテレビを設置している場合は受信料の支払が必要となることを確認しましたが、親元を離れて一人暮らしをしている学生は一定の要件を満たすと受信料の支払が免除されます。

なお、免除の対象となる学生の範囲は大学生に加えて、中学生や高校生、大学院生も含まれます。

NHK受信料免除の対象となる学生の範囲

NHK受信料免除の対象となる学生の範囲

出所:NHK「免除の対象となる学生の範囲は」

次章で一人暮らしの学生の受信料の支払が免除される要件を7つ確認していきましょう。