【今月4月15日は年金支給日】厚生年金と国民年金の平均受給額を早見表でチェック！2024年度は2.7%増額 60歳～90歳以上の年金受給額はいくら？増額分は2024年6月14日から

厚生労働省は2024年1月19日に、2024年度（令和6年度）の年金の支給額を公表しました。

国民年金（老齢基礎年金）の一人当たりの支給額は6万8000円です（前年比＋1750円）。ただし、昭和31年4月1日以前に生まれた人の場合は、月額6万7808円（前年比＋1758円）になります。

厚生年金については、夫婦で合計23万483円の支給額となります。

これは、夫が40年間会社員として月額43万9000円を稼いだ場合の厚生年金と国民年金に加えて、妻が40年間専業主婦（または自営業など）だった場合の支給額を合算したものです。2023年度の厚生年金は22万4482円であり、2024年度には6001円増加しています。

老後の資金計画を立てる上で、公的年金の受給額を知ることは大切です。そのため、この記事では2023年12月に厚生労働省が公表した「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、最新の厚生年金と国民年金の支給額を詳しく見ていきます。

1. 厚生年金と国民年金とは？公的年金の仕組み

年金制度の仕組み

日本の公的年金は、上記のように国民年金と厚生年金の2階建てになっています。

個人によって加入する年金や納付期間が異なるため、将来の年金受給額には個人差があります。

特に厚生年金は年収に応じた保険料を支払うため、より個人差が大きくなっています。

公的年金は2ヶ月に1度、偶数月の15日が支給日となります。

支給日が、土日・祝祭日の場合は直前の平日となります。

しっかりチェックしておきましょう。