2. ミスの報告を受けて「そんな業者がいるものか」と思った

エアコン工事で空いてしまった穴

エアコン工事で空いてしまった穴

出所:@maaaayuuuu59

戸建の賃貸物件で暮らしているというゆまねこさんは、1階のリビングにエアコンを新設する予定で業者を手配。工事にて配管用の穴を空けてもらったところ、裏の階段に貫通してしまったそうです。

業者から「穴を貫通させてしまった」と報告を受けたときは「信じられない」という感情になったというゆまねこさん。

当時を振り返り、「そんな業者がいるものかと思いましたし、オーナーになんと伝えれば良いのかと頭を抱えました」と苦しい胸中を話してくれました。

業者は当初、ゆまねこさんに謝罪をし「保険の請求をして修繕する」という話をしたそうです。しかしその対応は一向に進まず、1ヶ月近く放置される事態に。そこでゆまねこさんは、業者と物件オーナーに確認のうえ、別業者に穴の修繕工事を依頼しました。

穴を閉じるためにかかった「一時負担費用」をうかがうと「20万円強です。1万円前後の工事が、20万円強の負担になるとは思いませんでした」と説明。

3. その後業者とは「3月以降、一切連絡がとれていない」

ゆまねこさんはミスをした業者に対し、「修繕工事」にかかる費用等について報告したといいます。

すると驚くことに、業者から「保険がおりなかったら、割引などないか」という提案を受けたそう。ゆまねこさんは「あるわけないだろうと思い丁重にお断りしたら『まあそうですよね』という回答を受けました」と、当時のやり取りを振り返ります。

その後も工事の進捗に関する連絡はとっていたそうですが、工事が終わり「請求の段階」になったところで、業者とは一切の連絡が取れない状況に。「3月以降一切連絡がついていない」とのことです。

事態について「契約書などを巻かずに帰してしまったのが悔やまれます」と話すゆまねこさん。しかし、こうした場面に直面した際、即座に「契約書を交わそう」と発想することは、簡単ではないともいえるでしょう。ゆまねこさんも「ここは業者の性善説に寄って成り立つべきだと思っています」と思いを話してくれました。

今後の対応についてうかがうと、法的措置を検討しているとのこと。

4. エアコン取付工事の費用相場は「1万円台」から

エアコンの取付工事で生じたミスが話題となったことに関連し、ここからは「エアコン取付費用」について紹介します。

費用はエアコンが対応する「畳数」などによって違います。例として「ヤマダウェブコム」の標準取付工事料金を参考にすると、2.2kw~4.9kwで1万6500円、5.6kw以上で2万2000円(各税込)となっています。

室外機の設置場所や、エアコンの取り外しの有無といった条件によって、追加料金が発生することもあるため、見積もりの際には必要な工事内容をきちんと確認する必要があるでしょう。

5. Xユーザーも「想像のはるか上を超えるミス」などと驚き

今回は、Xで話題になっている「業者のミスによってあいた階段の穴」を紹介しました。

階段にあいた大穴を目にしたユーザーからは「そこは穴あけたらあかん」「なにこれひどすぎる」「想像のはるか上を超えるミス」など驚きの声が続出。

作業をする以上「ミス」が生じる可能性はありますが、どのようなケースであっても、最後まで誠意ある対応をしなくてはなりません。ゆまねこさんが業者との連絡がつくことを祈るばかりです。

参考資料

小野田 裕太