2. 連休にトライしたい「お庭のプチ改造計画」プチプラ花壇アイデアをもっと紹介!

2.1 アイデア2. 石を置いて「ロックガーデン風」

石を置いて「ロックガーデン風」に

石に囲まれた花壇。ピンク、白、水色の花や、緑の葉の植物が植えられている。

Jolanta Wojcicka/shutterstock.com

ロックガーデンとは、大きい石や岩をレイアウトして隙間に植物を植えるガーデニング手法。荒野を感じるようなワイルドさが魅力ですが、一般家庭で大きな石や岩を使うとどうしても場所をとってしまいます。

よって庭で再現するときは、小さな石を並べてロックガーデン風花壇に仕立てるのがオススメ。

大理石をカットした「ホワイトロック」、落ち着いた雰囲気の「富士山溶岩石」などたくさんの種類があるので、ぜひ店頭で見比べてみてください。

2.2 アイデア3. 大きめの鉢を埋め込む「半地植え」の花壇

大きめの鉢を埋め込む「半地植え」の花壇

木が植えられた茶色の植木鉢が地面に埋められている。周囲には白い石が敷き詰められている。

Temir Shintemirov/shutterstock.com

大きめの鉢を地面に埋め、そのなかで植物を育てる「半地植え」の花壇もステキです。

庭の広さに応じて埋める鉢の数を決めることができ、植物が大きく育ち過ぎるのを防いだり、球根の堀り上げや苗の植え替えが楽になるなどのメリットがあります。

プラスチック製の鉢だと根の通気性が確保できないので、植物の成長を促すためにも素焼き鉢を使用するのがオススメです。

2.3 アイデア4. コンパクトに収納できる「組み立て式花壇」

コンパクトに収納できる「組み立て式花壇」

白い組み立て式花壇。高さがあり、中では緑色の植物の葉が生い茂っている。

Natalia Kat-Gor Photo/shutterstock.com

組み立て式花壇は、広げて設置するだけで完成する手軽さが人気。店舗によっては「ガーデンフレーム」「システムファーム」という名前で販売されています。

さまざまな大きさがあるほか、木製やプラスチック製、錆びに強い亜鉛メッキ製など素材も豊富。植物を植えるのはもちろん、砂場や家庭菜園などに利用するのもオススメです。

2.4 アイデア5. 挿し込むだけで完成する「フラワーフェンス・連杭」

挿し込むだけで完成する「フラワーフェンス・連杭」

緑色のフェンス。その奥には黄色い花が咲いている。

Peyker/shutterstock.com

フラワーフェンスや連杭は、土に挿し込むだけで花壇の縁取りができる便利なアイテム。手軽に設置できるのはもちろん、将来的に不要になったときは簡単に取り外せるのも大きな魅力です。

近年では100均でも色やサイズ、素材が違うさまざまな商品が展開されていますので、それぞれを見比べながら自宅の雰囲気に馴染むデザインを探してみましょう。

2.5 アイデア6. 見た目が華やかになる「バークチップ」

見た目が華やかになる「バークチップ」

植物が数株植えられている丸い花壇。地表分にはバークチップが敷き詰められている。

P A/shutterstock.com

バークチップは、松などの樹皮を砕いて加工したもの。花を植えたい場所をストッパーや石などで囲み、バークチップを敷くだけで見栄えがいい花壇になります。

また植物の根元を覆うため、泥はねや乾燥を防止したり、雑草が生えにくくなるのもメリット。バークチップのほかにも木材を粉砕してつくった「ウッドチップ」などもあるので、ぜひ店頭で見比べてみてください。

2.6 アイデア7. 木材の温かみが感じられる「枕木」

木材の温かみが感じられる「枕木」

木製の枠で囲まれた細長い花壇。マリーゴールドやバジルなどが植えられている。

Gardens by Design/shutterstock.com

枕木は、線路の下に敷いてある木材を再加工したもの。独特の味わいがあるので、ナチュラルガーデンなどに良く利用されています。

近年は本物の枕木にそっくりなプラスチック製の「枕木風」もあり、こちらは軽量で腐りにくいのがポイント。それぞれに違う魅力があるので、自宅の庭に馴染むほうをセレクトしましょう。

3. まとめにかえて

本格的に花壇をDIYするとなると、時間と労力が必須。でも簡単な施工で完成する簡単DIYなら、遊び感覚で楽しみながらつくることができます。

ぜひ簡単DIYで花壇をつくり、その先にある「植物を植える・育てる・観賞する」という体験も楽しんでくださいね。

LIMO編集部