気温が高くなり、熱中症や日焼けが気になる季節になりました。暑さに体が慣れていない時期は、長時間ガーデンに出ることはなるべく避けて、作業も少ない時間で終わらせるようにしましょう。

植物の性質や庭の環境にもよりますが、植物を育てるなら、多年草や宿根草を選んだり、地植えにするのもおすすめ。植物のお世話がグンとラクになることもあります。

そこで今回は、ほったらかしでも育てやすい、おすすめの宿根草について参考価格とともにお伝えします。

1. 【ガーデニング豆知識】宿根草とは?

【写真1枚目/全7枚】可憐な花と斑入りリーフが爽やかなブルンネラ。2枚目以降も「いま咲きどきの宿根草」続々紹介!

ブルンネラが茂っている。小花の色はブルー。葉は緑で白の斑入り。

Flower_Garden/shutterstock.com

一度植えたら、翌年以降も生育し続ける植物のことを多年草といいます。多年草の寿命はそれぞれ違うものの、数年から、長いものだと十年以上生育する植物もあります。

開花が終わったあと、枯れて休眠する多年草のことを、とくに宿根草といい、冬に葉を落とさない常緑性の多年草と区別することもあります。

宿根草は多年草の一種なので、数年間は生育を続けます。地上部が枯れたとしても、開花期が近づけば芽吹く可能性が高いので、間違えて掘り起こさないようにして様子を見ましょう。

枯れた茎の隙間から青々とした若葉を見つけたときは、喜びもひとしおですよ。

次では、いまが開花時期の宿根草をご紹介します。このGWにお迎えしたい花、一緒に見つけませんか?