革の魅力は、エイジング

大人の嗜みとして、こだわる方も多いレザーアイテム。その代表的なアイテムとしてあがるのが革靴と革財布です。特に後者は、前者と比べて汚れや擦れによって劣化しにくいため、エイジングが綺麗に出やすいので、こだわる方も多いのではないでしょうか? それと同時に、買い替えどきがわからないアイテムだけに、いまだ手中に収められていないという方も...。

今回は、そんなレザーの醍醐味であるエイジングを存分に楽める革財布をピックアップ。レザーの聖地、イタリアのレザーのものから、国産のレザーのものまで5アイテムが揃いました。買い替えを考えている方や、一生ものをお探しの方等々、ご参考に。

シボ模様を型押ししたシックな一品

こちらは、『WHITE HOUSE COX』にEDIFICEが別注をかけた三つ折り財布。ブライドルレザーに自然なシボ模様を型押しした「リージェント・ブライドルレザー」を採用することで、優しい表情に仕上がっています。

さらに、ブライドルグリースを塗り込まれているため、使い込むごとに味わいの増すエイジングを楽しめるように。カードの収納スペースも多く、実用面においても抜かりない一品です。

育て甲斐のあるソリッドな表情の一品

『BRONSON LEATHER』のセミロングウォレットは、イギリス産の硬質なサドルレザーを採用した一品。使い込むほどに光沢が増し、表情豊かな色に変化してきます

また、4つのカードスロットに2つのポケット、そしてマチ付きのコインポケットが備わり、見た目以上の収納力も見どころです。

聖地イタリアの老舗ブランドの一品

こちらは、熟練した職人によって作られる、言わずと知れたイタリアの老舗ブランド『IL BISONTE』の二つ折り財布。そんなハンドメイドによって生まれた一品だけあり、エイジングによって変貌する姿は別物かのよう。

またそれだけでなく、パンツのバックポケットに入るほどのコンパクトなサイズ感も魅力。本物志向の一品としても、夏の軽装スタイルのお供としても優秀なアイテムです。

手縫いで作られる国内ブランドの一品

こちらは1点1点すべて手縫いで製作するという、鹿児島発の革小物ブランド『RHYTHMOS』の財布。見ての通り、ポーチのような構造になっており、通帳も入ってしまう見た目以上の容量を備えています。

気になる革は、国内でタンニン鞣しされた肉厚な一枚革を使用しており、使い込むほどに深みのある艶が生まれます。また、前述した手縫いにより耐久性も備わるなど、愛用品として申し分のない一品です。

海外企画のジャパンメイド

日本で有数の革の産地として知られる、兵庫県たつの市にある工房にて一点一点丁寧に作る『comodoz』のSHOZOウォレット。革には上質なブライドルレザーを採用し、堅牢かつ綺麗な光沢のある表情に。こちらも使い込むほどに、革の艶が増していくエイジングを楽しめます。

また、海外での使用を想定しているため、日本紙幣は畳んでの収納。とはいえ、この小ぶりなサイズ感、パスポートもすっぽりと入る収納力、上質なレザーを使ってのこのお値段。見て見ぬふりはできないですね。

あとがき

冒頭でも触れた通り、革の醍醐味はエイジングにあります。雨、日焼け、汗によって生まれる艶は、三者三様、十人十色。自分だけのオリジナルアイテムになるわけです。まるでRPGのようで、男心をくすぐりますよね。

この機会に、ご紹介したアイテムのような、自分と共に成長していく上質なレザー財布を手に入れてみてはいかがでしょうか?

FACY