お金が貯まるといいなぁと考えること、あると思います。もちろん、お金を貯めるには節約したり副業などで収入をふやしたりすることが大事ですが、まずはその前にお金に対する考え方を変えてみることから始めてみませんか? 今回は4つのポイントを紹介します。

貯金を義務だと思わない

そもそも「お金を貯めないといけない」というように義務になってしまうと、貯金を始めたとしても苦しくなってギブアップしがち。そうではなく、「お金を貯めたい」と自然に思えるようなマインドになれば、普段の行動も自然と「お金を貯めよう」という方向に少しずつシフトしていくものです。

たとえば、「新しいロードバイクを買うためのお金がほしい」「来年ハワイ旅行に行くために貯金する!」「子どもが小学校に入るまでにマイホームの頭金を貯めよう」などの目標があれば、「◯◯のためにがんばろう」と、お金を貯めるモチベーションを保つことができるはずです。

もう少し長いスパンで、◯◯歳のときにはこういう自分になっていたい、こういう暮らしをしていたい、という理想を思い描き、それに必要となる金額を見積もってみて、そこから逆算して今から毎月いくらずつ貯めればいいかというように考えるのも一つの方法です。

出費にネガティブなイメージを持たない

お金を使うと当然ながら所持金が減るので、ちょっと残念な思いをすることはある意味仕方ないかもしれません。しかし考えてみれば、お金を使うということはお金が自分を楽しませるものや自分にとって必要なものに変わったということでもあります。

もしお金を使って残念な思いやネガティブな感情を持つのであれば、それは本当はお金を払うべきでないものに使っているからかもしれません。反対に、お金を使ったときにポジティブな感情を持てるのであれば、しっかりと自分が必要としていたり、満足できるものにお金を使っていると言えるでしょう。

そうした使い方をすれば、そのものを購入したときに後悔したり不満を持ったりすることはありません。そして、ポジティブなお金の使い方をしようと心がけていると、自然と購入するときに慎重に選んだり値段を吟味したりするようになってきます。そうすると、無駄なお金を使わずに自分の満足度を最大化させることができるようになるでしょう。

お金が好きであることを恥ずかしがらない