株式会社oricon MEは2022年2月1日、『クレジットカード』についての満足度調査の結果を公表しました。総合1位は楽天カード、2位はエポスカード、3位はリクルートカードの順となりました。
そこで今回はこのランキングを深堀したうえで、日本におけるキャッシュレス決済の広がりについても合わせて解説していきます。
楽天カード「ポイント・マイルの充実さ」など3項目で1位に
同調査は、本人名義の個人向けクレジットカードを、1ヶ月に1回以上利用している全国18~79歳の利用者1万2030人を対象としました。
それによると、楽天カードが総合1位を獲得しました。(図表を参照)
評価項目別では、「申込みのしやすさ」「アプリ・サイトの使いやすさ」「ポイント・マイルの充実さ」の3項目で1位に。
また部門別ランキングでは、属性別「主婦・主夫」で楽天PINKカードと楽天カードが、同じく属性別「シニア」で楽天ゴールドカードと楽天カードが、それぞれ1位、2位を独占しています。
楽天カードについては、実際の利用者から以下のコメントが寄せられています。
- ポイントがザクザク貯まるのが良い(10代・女性)
- 年会費無料なところ、楽天ペイやラクマと連携しているから便利(40代・女性)
- ポイント還元率が高い。少額決済でも利用情報がメールで届くので安心(40代・女性)
- 現金払いでもカードを提示すればポイントが貯まる店舗が多いのでポイントが貯まりやすいと感じる(60代・女性)
ポイントの貯めやすさが人気の要因と言えそうです。また、楽天の他サービスとの連携、いわゆる「楽天経済圏」にメリットを感じている人もいるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム上場の大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障に特化した専門紙の記者として約3年勤務。
その後、GMOインターネットグループに移り、家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信、読者に信頼される情報源になるべく従事した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることをを使命としています。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報を基に、読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、最新の情報と具体的なアドバイスを通じて、金融リテラシーを高め、安心できる将来設計を行えるよう努めています。常に最新の情報を取り入れ、読者のニーズに応える記事を執筆している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、新商品のレビューや限定キャンペーン情報を定期的に発信しています。消費者の関心を引く商品やキャンペーンについて、実用的でタイムリーな情報を提供し、小売市場の変動に迅速に対応することを心掛けている。
読者がコンビニで購入すべき商品や注目すべきキャンペーンについて、最新かつ正確な情報を届けることで、日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢明な消費選択を行えるようサポートしている。
読者が必要とする情報を提供し、コンビニ業界の最前線の動きを追い続けることで、信頼性の高い情報発信となることを目指している。(2024年6月4日更新)
監修者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。