厚生年金は男女で「平均6万円」の受給格差に。つみたてNISAやiDeCoで年金を自力で作る
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最近、「副業」や「独立」という言葉をネットで頻繁に見かけるようになりましたね。
近年は多様な働き方を受け入れる企業も増え、副業を始める方が増えたように感じます。
中には、副業で得た知識やスキルを元に一念発起、自分で独立して起業する人もいらっしゃいます。
しかし、ここで確認しておきたいのが将来の年金です。
自分で会社を立ち上げてみたものの「自営やフリーランスだと将来受け取れる年金が少ないから不安」という話はよく聞きますよね。
そこで、今回はフリーや自営の年金事情について深堀りしていきたいと思います。
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日本の年金制度の仕組み
最初に、日本の「年金制度のしくみ」について見ていきましょう。
日本の年金制度は国民年金と厚生年金の2階建て構造になっています。
国民年金(基礎年金)は、日本国内に住む20歳から60歳までのすべての人が対象で、保険料は全員一律です。
将来受け取れる年金額は、40年間すべて保険料を納付すると「満額」(78万900円×改定率)が受け取れます。
納付期間が足りない場合は、その期間分を差し引いた金額が支給されます。
一方、厚生年金は国民年金に上乗せする形で会社員や公務員の方が加入するものです。
納める年金保険料は個人の年収に応じて異なります。そのため、一般的には現役時代の収入が高かった人ほど将来の年金額も高い傾向にあります。
執筆者
福岡女学院大学・人文学部英語学科卒。卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚い。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム上場の大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障に特化した専門紙の記者として約3年勤務。
その後、GMOインターネットグループに移り、家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信、読者に信頼される情報源になるべく従事した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることをを使命としています。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報を基に、読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、最新の情報と具体的なアドバイスを通じて、金融リテラシーを高め、安心できる将来設計を行えるよう努めています。常に最新の情報を取り入れ、読者のニーズに応える記事を執筆している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、新商品のレビューや限定キャンペーン情報を定期的に発信しています。消費者の関心を引く商品やキャンペーンについて、実用的でタイムリーな情報を提供し、小売市場の変動に迅速に対応することを心掛けている。
読者がコンビニで購入すべき商品や注目すべきキャンペーンについて、最新かつ正確な情報を届けることで、日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢明な消費選択を行えるようサポートしている。
読者が必要とする情報を提供し、コンビニ業界の最前線の動きを追い続けることで、信頼性の高い情報発信となることを目指している。(2024年6月4日更新)