【着物を二束三文で売る前に】30年前の着物の買取・着物事情~伝統工芸が減少傾向の時代~
二束三文で買取される理由と、高く売れる着物を紹介
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今から30年前は、着物業界は売上が徐々に減少している時代。現在に比べれば伝統技術を用いた作品が多く市場に出回っていました。希少性が高く、高額で取引されます。
しかし、家族から譲り受けた古い着物を買取業者で売却すると、目も当てられない値段にがっかりすることも。
そこで、本記事では「30年前の着物」の買取価格に注目。なぜ二束三文の価値になってしまうかを解説。30年前の着物でも高額で買取される可能性がある着物についても触れていきます。
1. 国内の伝統工芸が減少傾向の時代
着物市場がピークを迎えたのは1981年。その後は、徐々に縮小しています。加賀友禅や大島紬などの伝統的な着物も、需要の減少と職人不足により、生産数は急激に落ち込みました。
今から30年前には、市場規模は徐々に縮小していきました。その一方、この時期はまだ高級な着物が多く流通していました。
家族が持っていた着物は、職人たちが魂を込めて織り上げた着物の可能性があります。
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。