【中小型上がった株下がった株】東証マザーズ大幅高。新興市場への関心が高まる展開

株式市場の振り返り-上昇。東証マザーズ総合指数は大幅高となり、再び1,200ポイントを狙う動き

2016年5月6日(金)の新興株式市場は上昇となりました。日経ジャスダック平均は前日比+0.8%の小幅反発に止まりましたが、東証マザーズ総合指数は+4.2%上昇する大幅続伸となっています。4月末の日銀金融政策決定会合で追加緩和が見送りとなったことを受けて、大型株(東証1部)は6日続落になるなど不振が続いていますが、新興市場は再び好調さを取り戻した印象があります

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東証マザーズ総合指数は、2月12日の急落を大底にして、基本的には一貫して上昇基調が続いてきました。ただ、4月21日に約9年ぶりとなる高値を記録し、1,300ポイントの大台も伺う勢いを見せた以降、高値警戒感、新規の材料不足などから、停滞が続いてきたと考えられます。しかし、大型株への投資に対する様子見スタンスが強まる中で、新興市場への注目度が再度増していると言えましょう。6日の相場は、後場に入って上げ基調を強め、1,200ポイント回復も目前になっています。

なお、6日は連休の谷間に当たったこともあり参加者が少なく、出来高は4日連続で1億株を大きく下回る約6,997万株に止まりました。また、売買代金も概算で1,548億円の低水準でしたが、その中で、騰落数は値上がり177銘柄、値下がり42銘柄、変わらず5銘柄となっています。

医療バイオ関連に続伸が目立つ展開、その他にもストップ高が目立つ

6日の東証マザーズ市場における個別株では、総じて買いが優勢となる中、医療バイオ関連に堅調な上昇が目立ち、グリーンペプタイド(4594)が+10%、そーせいグループ(4565)が+8%、アンジェスMG(4563)が+7%と、軒並み上昇しています。その他に目立った上昇銘柄は、ブランジスタ(6176)が+15%のストップ高、Hamee(3134)が+24%のストップ高、ロックオン(3690)が+18%のストップ高と、いずれも大きく値を飛ばしました。

その他の注目株では、CYBERDYNE(7779)が+4%、Gunosy(6047)は+14%で一時ストップ高、はてな(3930)は+3%となり、まちまちの展開ながらも、いずれも上昇しています。特に、Gunosyの大幅上昇に大きな関心が集まりました。

一方で、アクセルマーク(3624)は▲18%となり、連日の急落となりました。また、医療バイオ関連の中にも、サンバイオ(4592)が▲1%、ナノキャリア(4571)が▲1%など小安いものも見受けられています。

大型株の見送り機運が続く中、新興市場は引き続き下値を拾う動きも

GW明けの5月9日(月)は、主力企業の決算発表を控えていること等から、大型株は引き続き様子見スタンスが予想されるため、新興市場への注目度は増してきましょう。政府の景気対策や、成長戦略のアップデートを求める“催促相場”が強まれば、新興市場への関心が一層高まると考えられます。景気対策で恩恵がある業種、あるいは、成長戦略に組み込まれそうな業種が物色される展開が見込まれます。引き続き、医療バイオ関連の安くなった銘柄に注目したいと思います。

【2016年5月8日 投信1編集部】

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投信1編集部

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