貯金できない共働き夫婦のお金の使い方1:収入は多いが支出を管理できていない

貯金できない共働き夫婦は、多くの収入が見込める反面、それにともない支出が多く、管理できていないというケースが多くみられます。

たとえば、貯金できない共働き夫婦は、「外食が多い」「いろんな便利家電を揃えている」などのように、目立ったムダ遣いはしていません。

しかし、もともと余裕がある分、日々の支出にメリハリがなく、休日ごとに近くのショッピングセンターに出かけ、なんとなく欲しいと思ったものをあまり考えずに買うという消費的な生活に慣れてしまっています。

そうなると、ものやサービスの値段が上がりする昨今のような状況下では、日常的な支出が膨らみ、ますます貯金ができないという状況をまねきます。

まずは、消費的な生活になっていることを認識すること。もし、今、必要と思ったものでも、将来的に必要かどうか一呼吸おいて考える冷静さを持ちましょう。

そして、家賃(住宅ローン)などの居住費、水道光熱費、通信費、生命保険料などの固定費がどのくらいかかっているのかをしっかり押さえ、見直しできるものがないか確認しましょう。
その次は、食費、日用品代、ガソリン代などの変動費を予算化するなど、毎月の支出を引き締めましょう。