貯金できない共働き夫婦のお金の使い方4:夫婦一緒に家計を管理していない

貯金できない共働き夫婦は、夫婦別々の財布で家計を管理し、家計費を分担するケースが多くあります。

この場合、家賃など居住費や水道光熱費、通信費などの固定費は夫、食費や外食など変動費は妻というように各自で費用を分担します。

お互い忙しい夫婦であれば、お金のやり取りもなく、管理上の面倒は少ないです。また、自由になるお金も多いため、お小遣いの不満もたまりません。

しかし、自分のお金は自分のものといった意識が強くなり、家計全体でのお金の流れが見えにくくなります。

また、さまざまな理由で給料が下がることもあり、それが原因で、分担している費用が負担となる場合もあります。なかなか話し合えず、負担している夫、または妻がストレスをためてしまうということもあります。

そのため、余計にムダな出費が多くなり、貯金は相手任せになってしまうようです。

お金を貯めるには、夫婦が家計管理について話し合うことが基本です。家計費用は、夫婦の収入の一部ではなく「全額」を共通口座で管理し、さまざまな固定費や日常に必要なものを一元管理するようにしましょう。

そうすることで、日々の支出をすっきり把握することができます。お金の流れが「見える化」されるので、ムダ遣いも減ります。お金を貯めることを共通目標にしましょう。

まとめ

共働き夫婦が貯金できない理由をまとめてきました。

LIMO編集部作成

共働き夫婦がお金をためるには、それぞれがバラバラに費用を負担すればよいと考えるのではなく、将来について明確にビジョンを共有し、一緒にお金を管理することが大切です。

舟本 美子