3. 国民年金と厚生年金の受給額

ここまで平均の受給額を見てきましたが、実際に受け取る年金額は人によって異なります。

国民年金の受給額の個人差はさほど大きくありませんが、厚生年金は報酬比例制であるため、現役時代の年収が老後の年金額を左右します。よって、自分はどのくらいの受給額が見込めそうか、確認することが重要です。

実際にどの程度受け取れるかはご自身の加入状況、また夫婦の年金加入状況により異なります。確認方法として代表的なものは誕生日月に郵送される「ねんきん定期便」ですね。

50歳までは加入実績に応じた金額が記載されています。50歳以上になると、よりリアルな将来の受給見込額が記載されているためライフプランもたてやすくなるでしょう。

出所:「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和4年度送付分)