1.【老齢年金】厚生年金と国民年金の仕組み
公的年金には、「厚生年金」と「国民年金」の2種類があります。働き方などによって加入する年金は異なります。
1.1 年金の仕組み
- 自営業者など(第1号被保険者) :国民年金のみ
- 会社員や公務員など(第2号被保険者) :国民年金と厚生年金
- 専業主婦など(第3号被保険者) :国民年金のみ
会社員や公務員などは、国民年金に加えて厚生年金にも加入します。
そのため、老後に受給する年金は自営業者や専業主婦と比べて一般的には高くなります。さらに、納める年金保険料の半額を会社が負担します。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。