「イオン(8267)の株価」好決算の内容と抱えるリスクとは。配当金、株主優待も確認
イオンの年初からの株価チャートと配当金推移をチェック
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2023年初来のイオン(8267)の株価は、年初は横ばいの値動きが続きましたが、3月以降は好決算もあり株価が上昇傾向にあります。
今回の記事ではイオンの株価や配当金、株主優待、またリスクについてまとめました。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
1. 【イオン(8267)の株価】好決算が株価上昇のドライバーか
イオンは1月半ばの2023年2月期第3四半期の決算と、4月の通期決算の発表で、いずれも堅調な業績を示し、株価上昇のドライバーになったと考えられます。
そもそもイオンのような小売業にとって、原料高や円安は輸入物価の高騰をもたらすためマイナスとなりがちではあります。
足元の状況は逆風環境でしたが、イオンは2023年2月期の決算で営業収益で過去最高の9兆円台、利益水準はコロナ禍前の水準を取り戻すなど好決算を発表しています。
こうした堅調な業績は、足元の株価上昇のドライバーとして作用していると思われるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。