2024年1月からはじまる非課税枠のある投資制度「新しいNISA」、いわゆる「新NISA」。

新NISAではつみたて投資枠、成長投資枠があり、両方を使うと投資信託、上場株式等に投資をすることができます。特に非課税保有期間の無期限化により、これまでのNISAと比べ、非常に使い勝手の良い制度となりました。

一方で、これから投資を始める方にとっては、投資は専門用語が多く、とっつきにくいという側面も多いかと思います。

ここでは、投資初心者向けにはぜひ知っておいてほしい専門用語についてわかりやすく意味や使い方を解説していきます。

用語と意味を解説

企業業績に関して、市場予想と異なった事実が明るみになることをいいます。

予想よりも良好な業績であればポジティブ・サプライズ、予想よりも悪い業績であればネガティブ・サプライズと呼びます。

通常、ポジティブ・サプライズであれば株価は上昇し、ネガティブ・サプライズであれば株価は下落します。

ただし、ヘッジファンドなどがポジティブ・サプライズを見越してポジションを作っていた場合、業績が予想を上回っている場合にも、ポジション解消の売りが大きくなり、株価が下がることがあります。

用語の使い方例

アーニングス・サプライズは投資の醍醐味だよなぁ。今日のソニーの決算はポジティブ・サプライズで1日で5%ももうかっちゃったよ。

読み方

あーにんぐすさぷらいず

英語表記

earnings surprise

新NISAの投資に備えよう

いかがでしたでしょうか。

今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。

投資に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。

今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。

参考資料

泉田 良輔