2024年1月からはじまる非課税枠のある投資制度「新しいNISA」。

新NISAではつみたて投資枠、成長投資枠があり、特につみたて投資枠ではインデックスファンドをはじめとした投資信託が主役となります。

新NISAでは投資信託だけではなく、上場株式等に投資をすることができます。特に非課税保有期間の無期限化により、これまでのNISAと比べ、非常に使い勝手の良い制度となりました。まだNISAに取り組んでいない人も関心があることかと思います。

一方で、これから投資を始める方にとっては、投資は専門用語が多く、とっつきにくい側面も多いかと思います。

ここでは、投資信託の初心者向けに、専門家の解説をもとに、ぜひ知っておいてほしい専門用語についてわかりやすく意味や使い方を解説していきます。

投資信託の用語と意味を解説

主にはファンドマネージャーの運用の考え方や方法論をいい、投資スタイルとも呼ぶことがあります。

アクティブ運用の株式型投資信託であれば、2軸で大きく4つの領域を中心にみることがある。

まずひとつ目の軸が、

  • グロース型(成長型)
  • バリュー型(割安型)

ふたつ目の軸が、

  • 大型株
  • 中小型株

このようにして2軸で4領域にしてみることがあります。

グロース型というのは、企業の成長性などに注目し、PERといったバリュエーションが高めの銘柄を中心に投資をするスタイルをいいます。

一方、バリュー型は、PERやPBRで水準が低い銘柄を中心に投資をするスタイルをいいます。

大型株は時価総額が大きな銘柄を中心に投資をするスタイルをいいます。

中小型株は時価総額が大型株に分類されない銘柄に投資をするスタイルをいいます。

運用スタイルとしては、マトリックスの4つの領域のどこか一つに分類されるのがキレイですが、実際は相場の状況次第でファンドマネージャーの銘柄の選好も変化することがあり、同じ場所に分類され続けるのは稀です。

用語の使い方例

アクティブ投信は運用スタイルを確認して選んだ?

読み方

うんようすたいる

英語表記

Management style

さあ、新NISAに備えよう

いかがでしたでしょうか。

今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。

投資信託に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。

今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。

参考資料

泉田 良輔