3. 公務員にも導入された役職定年制度とは?

役職定年制度とは、一定の年齢に達したら管理職を解き、定年まで役職なしの状態で雇用する制度のことです。

若手の昇進を促進するためにポストを開けるため、もしくは組織全体の平均給与を抑える目的などで導入されます。

一般企業ではすでに盛んに導入されていますが、2023年から公務員にも導入されて話題となりました。

4. まとめにかえて

役職定年を迎えると管理職に支給されていた手当がなくなるため、一般に給与水準が大きく低下します。

企業の給与体系にもよりますが、数十%単位で低下するケースも珍しくありません。

老後資産の形成に向けては、人生後半の年収低下に留意して保守的なマネープランを策定する必要があります。

参考資料

太田 彩子